阿闍梨がぱー。あじゃぱー。

今日は京都古典会でした。

京都古典会ではお茶とお菓子を出していただけるのですが、今日は一瞬席を立った隙に配付が終わってしまい食べることが出来ませんでした。

運営委員のKさんに頼んでもらおうかと思いましたが、男子たるもの阿闍梨餅のひとつやふたつに拘泥するのはみっともないのではないかというええかっこしいの自分と、いややはり甘いものは食いたい、腹は減っている、という動物としての自分がせめぎ合い、さらには阿闍梨をひとつもらうのは当然の権利なのだから主張することを何ら恥じる必要はない、という理屈っぽい自分と、菓子を出すのは会側が好意でもってやっていることなのだからそれがないからといって殊更に騒ぎ立てるのは恥ずべきことである、という父から常に「紳士たれ」と教えられた自分との間のせめぎ合いが続いている間にすっかり言うタイミングを逃してしまい、口さみしいままに会は終わりを迎えたのでした。

もっとまじめに働きなさい。

はい。

おわり