人生足別離

 最近ありがたいことにどうしたわけか公私とも忙しく、やや寝不足気味です。
私は一人でぼけっとしているのが割りに好きなのですが、どうもそういう時間が取れずにいます。まあ予定があるというのはありがたいことだ。

 とはいえ、単調といえば単調な毎日なので特に書く様なことも無いのですが。

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 先日、京都店のN君が店を卒業するため歓送迎会的な会がありました。わが父とN君、新人のY君とOBである厚生書店さんと私の5人で京都のいくたという割烹で食事をしました。

こういう時、普通は写真等を載せれば臨場感が伝わるのでしょうが、日頃写真を撮る習慣が無いためすぐに忘れてしまいます。ネットで探したら入り口の写真があったので↓


話は過去の梁山泊の思い出と新人君の今後のことに終始して、N君とあまり深く話せなかったのが少し残念でした。

彼は私と同い年なのですが、我々の世代には珍しくよく本を読んでいる青年で、けれど話をするとやはり地元の友達などと変わらない様な感性も感じられ、私にとっては他に得難いタイプの人間でした。

新しい場所でも彼ならきっと上手くやれることでしょう。

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最近、店頭での買取りが増えており、店内いたるところに蟻塚ならぬ本塚ができています。ありがたいことだ。

日々新しい本が入荷しています。どうぞお越しください。

しかしお客さんというのは何故棚の本よりも未整理の平積みの本を先に見るのだろうか。人間心理というのは複雑である。

おわり