見落とした本
昨日は二十日会という市会がありました。
いつも通り文庫本や漫画、アダルトDVDなどから戦前の本、和本・古文書まで幅広く大量に出品物があったのですが、その中で、一点見逃してしまって後から悔しい思いをした物がありました。
「春峯庵華宝集」という本なのですが、他の出品物に埋もれていて、私は恥ずかしながら見落としてしまっておりました。
この本、以前に京都の山崎書店さんに現物を見ながら教えて頂いた思い出があり、個人的にぜひ手元に置いておきたいので次にどこかで見かけたら必ず入札しようと思っていたのですが、市会終了後に気づくという体たらくでした…
みなまで言わずとも知るべき人は知っている有名な本で、一見すると大変美しい図録(売立目録)であり、写楽・北斎など錚々たる絵師の肉筆画が多数掲載されています。
ところが実は…
といういわくつきの本なので、勉強のためにもぜひ座右に置きたかったのですが、残念です。
生き馬の目を抜く様な古物業界で生き抜くために、もっと注意力をもって仕事に臨もうと思いました。
おわり