ブログという言葉が嫌い

何事もバランスが大事であるなあと思う今日この頃。

同業他店の方と話をすると、その場にいる人いない人関わらず他の古書店の話になることがしばしばあります。

先日も何気ない会話の中でそんな場面があったのですが、その中で、ある人の古書買い取りブログの話題が出ました。

私自身はその人と交流が無いのですが、ブログに買い取り時の愚痴等を書いているとのこと。
話に聞く限りでは確かにモラルが無いと思える内容だったのですが、振り返って自分を見つめてみるに、やはり店として世間様に発信するにあたって相応しくない内容もある様に思います。

しかし、毎回告知することがあるわけでもなし、自分自身が楽しみつつ店の宣伝も兼ねてブログという物を試している以上、時にはちょっと脱線するのもありの様な気もします。しますが、この脱線という奴は一度すると段々レールを外れる距離が長くなりがちです。

いろいろ考えると、ブログという形式は、店の格式を下げこそすれ上げることはあまり無いのではと思ってしまいます。

言葉では無く、本(品揃え)で語れたらいいのに、とキザなことを思ったり…

しかし、このブログを初めて以来「ネットで見た」というお問い合わせが多いので、とりあえず続けていこうとは思っております。

おわり