マルクと端本と古文書と

先月と今月、クライン文庫さん主催のマルクという即売会(矢野書房さん隣)に参加させて頂きました。

といっても、あきスペースに陳列させて頂いて店番等はすべておまかせ、というやり方だったため、小店側にはほとんど負担の無い催事だったのですが。

最近、店でも催事の現場でも、和本の零本や古文書を数百円くらいの比較的安価で販売しています。

やや手前味噌ではありますが、江戸時代の、文字通り手作業で作られた物が数百円から買えるというのはすごいことだと思います。

古文書等は一紙での値段ですが、一応年代とタイトルと種別くらいは調べて値札を書くので、案外手間がかかります。
「100円の物にこんなに手間をかけて、時給換算にしたら一体俺の給料はいくらなのか」と疑問に感じる瞬間もありますが、勉強も兼ねて割りと楽しんでおります。

おわり