展観大市

先日、大阪古典会展観大市があり、3日間お手伝いに行きました。

以下、記録。

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■初日、設営。
金銭的余裕が無いにも関わらず欲しいものが多く、眼の毒だなあと思う。
手際よく準備が終り、大阪古典会の方々のご好意でハイハイタウンの中華屋で晩餐。のち、Tさん、Zさん、K兄、Mさんら若手だけで飲み。K生さんが後のりし、一度ぬけたYくんも戻ってきて盛り上がる。3次会後、飲み過ぎてハイハイタウンで迷子。

■2日目、下見。
手伝いは夕方からのため、ゆっくりと下見。前日と同じ感慨。
作業終了後、京都古典会・東京古典会の若手(と若輩の自分が言うのも恐縮ながら)と熊本Kさんの飲みの席に大阪の3名とともに合流。かみなり亭。大変盛り上がって2次会はでっしゃろ。すれ違いで一度ぬけていたMさんも戻ってくる。盛り上がり、無茶振りで色々やらされる。Sさんの命令は絶対です。

■3日目、入札。
落札結果は芳しくなく、かつ自分の売値を超える発声もあり、一般展観の難しさを思い知る。

最終台、背伸びして高額の物に入札する。払えるあてが無い。しかし欲しい。本当に欲しいのか。わけがわからなくなって自問自答する。フラフラする。準備の日にZさんから、そしてK兄やんからは何度となく言われている「後先考えずに飛び込むのがほんまにアホでそこが羨ましい」と言われたことが頭をよぎる。
結果は落札者なしの不成立。落胆と安堵がないまぜになった様な、よくわからない徒労感が残る。

終了後、はり重の高級弁当を食べながら、東京のIさんと大阪のダブルNさんの話にひたすら聞き耳を立てる。せめて何か得て帰ろうというせこい発想。のち、落札各店に荷造り発送。手早く終り、ぢどり亭で打ち上げ。ノンアルコールでTさん、事務のYさんと帰る。

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わが梁山泊は大阪と京都に店舗があるため、両方の大市に手伝いで呼んでもらう機会がたびたびあり、とてもありがたい。大市の手伝いは大好きです。
しかしそんなことは業界の慣習としては異例のことで、どっちつかずもいつまでもは続けられないと思う。

なんとなく許容されている今の内に色々学びたいと思う。