あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

昨年も色々なことがありまして、今年へ持ち越しとなった事項も多々ありますが、心機一転頑張っていきたいと思います。

最後の営業終了後は母上と二人、店の近くの居酒屋で忘年会をしました。若い頃は怒られてばかりでしたが、今は本当に支え合って商売をしております。

正月休みはほぼ何もせず家で過ごしました。

何もしていない為、書くことも無いのでたまには本の紹介。

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最近読んで感銘を受けた本。

「古筆学」の祖、小松茂美の伝記。

これまた当ブログでは何度目かの、「何を今さら」なのですが、私にとっては新鮮なのだからしょうがない。

私は自堕落な性格の反動か、ストイックな人にとても惹かれます。「生涯を捧げた」「寝食を忘れて」「全てを犠牲にして」などと言うフレーズにとても弱い。

本書の主人公小松茂美もそういった人だったらしく、万難を排してと言うか、一切を顧みずと言うか、とにかく研究一筋に取り組んだ人間として描かれています。

学問とは無縁の鉄道員であった小松が、平家納経との出会いを機に、広島での被爆、父との確執、学界からの冷遇、等、様々な困難にもめげず、古筆学を打ち立てていく。

いわゆるノンフィクション、我々の用語(?)で言う「読み物」なので、スラスラと読めました。

今年はもっと本を読もう!と、小学生の様な目標を立てました。

おわり