スキー旅行

先日、一泊三日でスキー旅行に行ってきました。

行き先は長野県、斑尾高原。

参加者は京都から赤尾さん、キクオさん、三密堂さん、衆星堂さん、福田屋さん、(五十音順)
東京から浅倉屋さん、一誠堂さん、沙羅さん、琳琅閣さんと、皆さんのご家族。(五十音順)

私は昨年の京都組合旅行に続いて人生三度目か四度目のスキーだったのですが、
皆さんとても上手で、ついていくのに必死でした。

特に沙羅さんは大学時代スキー部ということで、
キクオさんと2人でモーグルコースを攻めている姿は古書店とは思えないほど。

2日間とも天候に恵まれ、雪質も良く、大変気持ちの良い旅行でした。



夜はご家族と別の部屋で、男だけで飲み会。
一誠堂さんから大変興味深い話をたくさん聞いたのですが、
私の席の右隣・キクオさん、左・浅倉屋さんが終始茶々をお入れになるので、
なかなかの邪魔っぷりでした。

先日の朝日新聞に掲載された一誠堂さんの記事の話題から
「日本一の古書店」というテーマに話は移り、
各店を戦国時代に例えたりして、半ば冗談ながら、酔いも手伝って
ある方の、「それぞれ商売をしている以上、やはり日本一を目指すべきだ」
という言葉に釣られて、私もその争いに参加したいものだなあ、ここにいる人が
武将としたら自分は足軽かなあ、などと愚にもつかないことを思いました。

旅行中最後のリフトで、一誠堂さんと二人だったのですが、
「果たしてこの日本一の人は自分のことをちゃんと認識してくれているのだろうか」
と不安な気持ちを抱きながらも色々お話できたのもいい経験でした。

結局私は行き帰りともに助手席でしたが、往復10時間あまり、
キクオさんから色々お話を聞けたことも良かったです。

しかし、業界の一流と言われる方とお付き合いできるのは大変ありがたいことなのですが、
そのことであたかも自分まで一廉の人物になれた様な勘違いをしてはいかんなあと思うのでありました。


おわり