古典会

この度、私梁山泊の島元草多は京都古典会に入会することが決定いたしました。
伝統を汚さぬ様、精進したいと思います。

京都の料亭で年一回の総会があり、その席で承認されて正式に入会と相成るのですが、
議題が自分のことに及ぶまで、別室で可決されることを待つのが定例となっているそうで、
襖一枚隔てた場所で漏れてくる声を聞きながら待っている様は、まるで任侠映画の一場面のよう。
もし承認されなかったら、挨拶する機会も与えられずすごすごと帰るしか無いので、
そうなったらグレようと思いつつ、少し緊張しながらも、何故か頭の中を巡るのはかぐや姫の名曲「妹」。

幸い無事認めて頂き、特に面白みの無い挨拶を済ませ(余計なことは言わない様にと心に決めていた)、
比較的年齢も近い有秀堂のKさんに数字のことなど聞きながらその後の会議に参加しました。

それから懐石料理を頂き、いつまでたっても苦手なお酌などしつつお歴々に挨拶をし、
メインの肉とデザートは二人前平らげ、二次会カラオケ、三次会は若手だけで割烹、
大過なく順調に進んでいき、案の定終電も乗り過ごし、Sさんの家に泊めて頂き、朝方帰宅しました。

これから色々忙しくなりそうですが、頑張らなくてはと思います。本当に。