私事、あるいはごっこの楽しみ

わたくしごとですが、先日、友人の結婚式の余興ビデオの撮影でクイズ番組の真似事をやりました。

友人が結婚するたびに芝居をしたり映画を撮ったり歌を歌ったりAKBを踊ったり大喜利をやったりと色々やってきましたが、クイズは初めてだったのでなかなか難しかったです。

事前にかなり念入りに打ち合わせた上に、台本・セット等も気合を入れて作り、小道具等を揃え、カツラや衣装も用意し、ビデオカメラも4台使用、VTR問題用のモニターもセットして、本町の貸し会議室を2時間借りて撮影に挑みました。

広告代理店に務めている友人がプロ用の照明機材を持ってきてくれたので、現場はかなり「ぽい」雰囲気でした。

私は企画と現場監督と小道具製作とカメラとAD役で完全に裏方だったので、なかなか大変でしたが面白かったです。カンペでリアルタイムに指示を出したりするのも楽しかった。

全員素人、というかただの同級生の集まりなので、単なるテレビの真似事なのですが、「ぽい」ことをやっているだけで楽しかったです。

何事もお金が発生しないプロごっこというのは楽しいものです。

100点満点の内、80点で絶賛されるのがアマチュア、20点足りないことを責められるのがプロだと思います。

私は実力はさておき(そこが問題ですが)プロの古本屋なので、他の事はごっこで楽しみたいと思いました。

おわり