淀川花火大会

昨日は、淀川の花火大会がありました。

ちょうど店から家へのルートが梅田から会場へのルートと重なるため、数日前から通勤の道で規制があったり、運送屋の集荷時間が速まったり、店の前を素通りするだけの若者が倍増したり、と、元々イベント事に感心の薄い方なのもあって、デメリットばかりが気になっていました。

(最近特に、「周辺に人が多い日ほど来客も売上も落ちる」という傾向がある気がしている。単に絶対数が増えても古書店の来客数とは比例しないのだと思う。)

帰り道も、混み合うことを見越していつもより遠回りで帰ったのですが、やはり見物客でごった返し、なかなか家に辿り着けない。

我が家の前の道にもたくさんの人が溢れており、こんなところから見えるのか、と初めて知り、しばし眺めたのですが、「まあ綺麗は綺麗だけど人混みに揉まれてまで見たくはないな」という感慨を抱きました。

縁側で夕涼みをしながらビールでも飲み、「そういえば今日は花火大会だなあ、あっ、上がった、たまやー」という様な長閑な(しかし実はかなりフィクショナルな)状況でなら楽しめると思うのですが、事前の軽いデメリットもあり、私にとっては通勤の道である場所を邪魔されたこともあって、「花火大会ごときで大騒ぎしやがって」という意識が出来上がってしまっていたので、十分に楽しめませんでした。

花火自体は嫌いではないです。

おわり