師走

気がつけばもう師走。

師とつく人も走るくらい忙しいということは翻って考えれば当然、師とつくくらいの人は通常走らないということになっていたんでしょうね。

私は常に走りまわっています。
どっしり鷹揚に構えて暮らしたいものです。

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…とここまで書いてみて、上記は俗説ではないのかという疑惑がふいに頭をよぎったので、インターネットで調べてみるとさもありなん、貝原益軒と好古の「日本歳時記」には「四極月(しはつづき)の訛りである」との記載があるそうです。

(孫引きになるので、確か日本歳時記は在庫があったはず、と探してみたものの、見つからないので諦めました。)

四極とは四つの季節が終わるというほどの意味らしい。

その他、「年果つる」が訛ってしわすという説や、日本書紀で十二月のことをシハスと書いている、等、どうも「師走」の文字は当て字、「師が走るほど忙しい」は後付けという線が濃厚な模様。

このサイトを参考にしました。)

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ともあれ、慌ただしいことには変わりなく、諸用・雑用が山積みです。
予定を忘れない様に気をつけなければならない。

…師走の件で、当初何を書こうと思っていたのか、すっかり忘れてしまいました。

佐茂有南という名前の狂歌師がいればいいのにと思いながら終り。